推しが卒業したお話.2

月日は吹き飛び季節は初夏


推しの生誕祭が発表された。
他のオタクからくる「生誕委員やらん?」の声。やりたくねぇ。
お前がやるなら手伝うよという名目で結局やるのだが、当時仕事を変えたばかりでクソ忙しかった。忙しいながらも外回りの途中や食事に行くふりをして花屋やケーキやサイリウムの手配調整をする日々。おそらく彼女を推し始めて卒業までの中で一番忙しくしんどい時期だった。何故か彼女からの扱いも悪くなっていたので挽回しようと必死。いずれこの件にはまた触れるが、卒業前後で当時扱いが悪かった原因がわかってスッキリした。
イラストの発注、友人を巻き込んでのメセカ集めの連絡、生誕委員との予算のすり合わせ。死にそうになりながらも外ヅラだけはよいのでなんとかこなし、めんどくさいことは全部丸投げした。
数週間前からひたすら知り合いに宣伝してたので、普段ライブに足を運ばない知り合いですら来てくれて非常によい生誕祭を演出できたと思う。本人たちはもっとクオリティ高めたいという気持ちがあったらしいが、オタクとして俺がよかったのでよい。
前日も夜中まで仕事、当日は夜から仕事というハードスケジュールのためチェキも顔が死んでしまったことだけが心残り。ケーキちょっと分けてもらったけど美味しかったので個人的に買いに行こうかと思った。高いけど。

 


仕事がクソ忙しく、特に現場に顔を出していないので省略。
特筆すべきはツイッターで見て「かわええな…」と思うだけでなんとか精神が安定したこと。

 


完全に推しとの距離があき、他のオタクにすら心配されるほど彼女の心は閉じていたが、オタクであるために気にせず顔を見て満足する日々に戻っていた。というのも、定期公演やらなんやらまた企画が始まったために最低限の顔出しがオタクのノルマになっていた。これは俺個人の感想であり、他は知らんが。
カメラロール見直しながら書いていて思い出したが、この時期はしばらく顔を出さない期間があったことが理由でなんとか宿題チェキをある程度受け取れた時期でもあった。

 

 

 

そして卒業発表の冬が来る。

 

 

 

思ったより書くことがなかったのでここで区切り。卒業後あれこれあったがとりあえずは卒業までで書き終えたいところ。